[PR]当たる!無料占いで仕事鑑定:大人気!無料占い『スピリチュアルの館』

平成十九年三月へ  日乗目次へ  大腸亭日常表紙へ

【日乗 平成十九年 2】
4月4日(水)
 教授会。歓送迎会。河上さん、本部に栄転。菊川高野球部、甲子園優勝の話題など。

4月5日(木)
 ガイダンス様々。初めて、新一年生に会う。

4月6日(金)
 グランシップで合同入学式。毎年、自転車で行っているところ、膝に自信なく、ライフで行く。目の前の駐車場の入り口が分からなくて、うろうろする。
 一成は、友人と映画(『ドラえもん』)。
 入学式より帰宅後、母と散歩。このところ、毎夕、母を散歩に連れ出している。歩きたいように歩かせ、ついて行くだけ。多くは、東部団地公園の桜並木を抜け、長尾河畔に出、東部団地南側の道を戻ってくるコース。

4月28日(土)
 現在、午前二時頃。
 ここ二十日ばかりの間にあったことを書く。
 浜名湖ロイヤルホテルのフレッシュマン・キャンプ、ライフのカーナビを頼りに行く。
 一基書展のレセプションに出る。二次会まで付き合う。
 母を、夕方、できる限り散歩に連れ出している。
 奥サンがアトリエで使っていたノートPC、液晶のバックライト点かなくなる。修理に出せば、部品の保存期間を過ぎているとかで、出来ず。初めて、ネットで中古のPCを買う。その直後、やはりアトリエで使っていたテレビデオが故障する。自分が予備機に使っていたノートをアトリエに移動し、テレビ視聴と録画が可能なように設定。買った中古のPCを予備機とする。ふと思いついて昔々の一体型デスクパワーからFD・CD・HDを外し、修理できなかったノートのモニターにし、寝室に置く。この記事は、そのノートで書いている。ノート、ビブロのNE3/45LK、昔、ある賞をもらった時の賞金で買ったもの。
 何時だったか、休日、母をライフに乗せて、焼津さかなセンターに行く。

5月1日(火)
 村上春樹の『海辺のカフカ』を読んでいる。読み始めた理由は、卒論で村上春樹をやる学生がいるので、そのお付き合いである。寝る前に少し読むだけで、長い間放り出しておくこともあるので、なかなか進まない。ようやく、半分を少し過ぎたところ。半分を少し過ぎて、ふと思ったことがある。三月(26日)に薬師寺を訪れて観た、平山郁夫の大唐西域壁画に、印象が似ているという点である。内容は全く異なるが、両者とも、素朴で単純なもののようにも見えながら、深い奥行きを予感させて、それに触れる者を戸惑わせる。率直な賞賛を拒絶する凄みがあると言ってもいい。
 奥サンの誕生日。お祝いは、昨日、寿司屋で。プレゼントは、ノートPC用の外部スピーカー(880円)。

5月3日(木) 晴
 午前中、ソニーにベータマックスの修理を依頼。部品の保存期限か切れているので、直せるかどうか分からないと言う。後で、ネットで探せば、中古を整備して売っているところが結構ある。
 午後、御穂神社に詣る。何か資料になる冊子でもと思ったが、社務所にそれらしきものは置いていない。境内に土俵あるを見る。あちこち写真を撮る。
 その後、興津の清見潟公園に回る。明治文学全集所載の「三保」を描いた文献には、清見潟から三保半島を眺める描写がよく出てくるので、それを確認しようとしたのである。しかし、工場や港湾施設に遮られて、ついに海岸に出ることが出来ず、戻る。公園に、正岡子規の句碑を見たのが、せめてもの成果。

5月4日(金) 晴
 姉崎嘲風『清見潟の一夏』、読了。

5月6日(日)
 大型連休終了。連休中、心労多し。

5月8日(火)
 一成、修学旅行に出発。京都二泊、奈良一泊の三泊四日。

5月11日(金)
 修学旅行、恙なく終了。

5月13日(日)
 サボテンを植え替える。昨秋の大学祭で買ってリビングに置いていた寄せ植えのサボテンを、一株ごとに鉢に植え、屋外に出した。

5月14日(月)
 午後、教職履修者の橘中授業見学。岡本先生の授業、「だまし絵」を扱った単元。

5月17日(木)
 午後、Hアソシアにて入試説明会。

5月19日(土)
 午前中、ベガサートにて、シトラスセミナー教養講座第一回。挨拶と司会に行く。

5月21日(月)
 夜、道とん堀にて、専攻科のコンパ。

5月26日(土)
 シトラスセミナー教養講座第二回。自分が講師の番。長尾さん、伊藤さん等にお会いする。深沢君は、毎回、来てくれている。

5月27日(日)
 日曜洋画劇場で『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観る。
 これ以外に最近観た映画、『潮風とベーコンエッグとヘミングウェイ』。BS2の録画で。タイトルからの予想を裏切って、暗い映画。よい作品ではあるが。
 夕食前、母とクレッセまで散歩。夕食後、一成が買い物があるとかで、再びクレッセへ、今度は車で行く。我は、140円の素焼きの植木鉢を買う。サボテンを移植するため。
 クレッセ、金魚を売るコーナーを設けている。雛壇状の処にすだれを敷き、金魚を入れた水槽を並べる。夏らしくていい。
 近所のスーパー、冨士屋に、朝顔と夕顔の苗を売っている。二階の和室のベランダに、日除けのために朝顔を育てたいと、これは数日前、奥サンが言っていた。朝顔と夕顔どちらにすると、夕食の話題になる。

5月28日(月) 曇
 気温、昨日から十度近く下がる。
 深夜までかかってシトラス文学賞のポスターを作る。なぜ自分が作ることになったのか、経緯は忘れたが、毎年、楽しんで作っている。
 昼頃、松岡農水相自殺のニュース。

5月29日(火) 曇
 気温、上がらず。
 緑資源機構の元理事とかいう人、自殺。昨日の松岡農水相自殺の関連か。
 卒業研究、仮題目提出日。
 シトラス文学賞のポスター、微修正して印刷。
 夜、青空文庫で、鴎外の『高瀬舟』『阿部一族』を読む。卒研で鴎外をやる学生がいて、そのお付き合い。昔、読んだのかも知れないが、すっかり忘れている。文学とは、しばしば作者の認識が作品の主題となるものであるが、これ等の作品では、認識が、(主題ではなく)作品そのものとなっている。やはり、とてつもない高みにある文学だと思う。

5月31日(木) 曇時々雨
 一時限目の後、6月7日の授業研の打ち合わせ。これを終えて11時頃、高校訪問に出る。安倍川を渡ったところで一校、浜松方面三校。かつては、一二校回りきらず、しかも帰宅は九時を過ぎることもあった。今回は、すべてを回り、各校でかなり長く話し込み、六時過ぎに帰宅できた。カーナビの威力、凄まじ。
 浜松からの帰途の一号線、バックミラーを見れば、鈍い銀色のスポーツカーが映っている。トヨタのスープラらしい。運転をしているのは、学生とよりは年長けた、若い女性。助手席に、妹と思われる女性を乗せている。運転席の女性、顔立ちが穏やかな性格を想像させる。派手な赤などではないスポーツタイプの車との組み合わせ。何となく物語になりそうな気がした。
 免許を取って一年半以上が経過。しかし、運転は、やはり大きなイベントのように感じられる。高校以来乗っていなかった自転車に、四十を過ぎて再び乗るようになった時、“自由”が増した気がしたが、こうした感じは持たなかった。自動車の運転に、“こうした感じ”が伴う理由は何か。ふと思い付いたのは、自動車の運転では、心のどこかに死と破滅が意識されているからではないかということである。自分が死ぬか、一生を台無しにするような事故を起こすか、そうした事態への想像力が、自動車の持つ圧倒的な力(快適さ)と相俟って、“こうした感じ”を生み出すのかも知れない。
 自分の乗っている車は、旧式の軽自動車である。道路に溢れる車の中で、取るに足らぬ一台である。それでも、人生について、世界について、多くの思いを喚起する。かつて、ミッドウェー海戦の生き残りの米兵へのインタビューを、テレビで見たことがある。一人の兵士の死は、国家や歴史にとって、取るに足らぬものである。しかし、その兵士にとってはそれが全てである。死んだ仲間のことを回想しつつ、そんな意味のことを、何度も何度も繰り返していた。自動車のことを考えていて、ふと思い出した。

                                   平成十九年七月へ

                                   日乗目次へ
                                   大腸亭日常表紙へ













[PR]看護師の好条件求人なら:転職のプロがサポート!年間5万人が利用